7月6日に還暦を迎えました。はやいものです。
還暦記念にと友人達と、チベットへ行ってきました。
青海省の首都「西寧」(シーニン)からチベットのラサまでの2000kmの道程を、26時間掛けて海抜4000mから5000mの秘境を行く壮大な旅でした。
上海、大連、深センなどの沿岸部はビジネスでよく行きますが、上海から飛行機で
4時間余りの奥地「西寧」から、しかも高山病に罹る恐れのある高地をチベット(ラサは海抜3800m)まで行くのは初めてでした。
よくこんな不毛の地に線
路を作ったものだと感心し、また中国という国の「懐の深さ」をつくづく思い知らされました。
しかし、チベットの首都ラサに着くと同時に、この”国”の悲しい歴史的経緯が頭を過ぎり、「文化の異なるこの地をどうして?!」攻め入り、強制的に併合したのか、とても複雑な思いをさせられました。
次回は写真も掲載したいと思います。